10月10日は「ふとんの日」 意外と知らない布団の歴史とは!?
みなさんこんにちは!アール城南寝具です!
10月に入り、秋らしい日が続いていますね。
みなさんいかがお過ごしでしょうか。
ところで、明日10月10日は「ふとんの日」ですが、ご存知でしたか?
 
		
「ふとんの日」とは?
2010年に一般社団法人日本寝具寝装品協会によって制定された記念日で、2つの10で「ふ(2)と(10)ん」の語呂合わせになることから、10月10日になりました。
ふとんの日は、わたしたちが健康を維持するために大切な睡眠を支えるふとん知識の普及を図り、ふとんを通して健康な睡眠について考えてもらうことを目的としています。
ふとんの日は、わたしたちが健康を維持するために大切な睡眠を支えるふとん知識の普及を図り、ふとんを通して健康な睡眠について考えてもらうことを目的としています。
わたしたちの睡眠にとって必要不可欠な布団ですが、布団の歴史については知らない方も多いのではないでしょうか。
今回は布団の歴史やその進化についてご紹介していきます。
今回は布団の歴史やその進化についてご紹介していきます。
時代とともに進化してきた布団の歴史とは!?
古代(~奈良時代以前):藁や萱で作った「むしろ」が寝具の原点
今のような布団は存在せず、現在の敷き布団に相当するものは「むしろ」と呼ばれていました。
「むしろ」とは藁(わら)・萱(かや)稲(いね)・蒲(がま)などを編んで作った簡素な敷物のことで「薦(ござ)」とも呼ばれました。
初期の頃の寝具は植物素材や自然素材を活用したものが主流で、また動物の毛皮を被るなど、体を覆うことで暖を取る工夫もあったようです。
「むしろ」とは藁(わら)・萱(かや)稲(いね)・蒲(がま)などを編んで作った簡素な敷物のことで「薦(ござ)」とも呼ばれました。
初期の頃の寝具は植物素材や自然素材を活用したものが主流で、また動物の毛皮を被るなど、体を覆うことで暖を取る工夫もあったようです。
奈良~平安時代:貴族の寝具は「床(ゆか)」と「畳」
日本の寝具のルーツとも言える時代です。
当時は今の布団のようにフカフカした寝具ではなく、貴族たちは床(ゆか)と呼ばれる木製の寝台の上に、畳や布、毛皮を敷いて寝ていたとされています。
これが、現代のベッドの原型とも言える存在です。
しかし、これらの寝具はあくまで身分の高い上流階級のみが使っていたもので、庶民の生活とはまったく別の世界のものでした。
庶民はむしろや藁の上で眠るのが一般的で、布団で寝ること自体が贅沢な行為だったのです。
掛け布団が誕生するまでは、貴族など身分の高い人たちでも昼に着ていた物をかけて寝ていた時代が長く続きました。
当時は今の布団のようにフカフカした寝具ではなく、貴族たちは床(ゆか)と呼ばれる木製の寝台の上に、畳や布、毛皮を敷いて寝ていたとされています。
これが、現代のベッドの原型とも言える存在です。
しかし、これらの寝具はあくまで身分の高い上流階級のみが使っていたもので、庶民の生活とはまったく別の世界のものでした。
庶民はむしろや藁の上で眠るのが一般的で、布団で寝ること自体が贅沢な行為だったのです。
掛け布団が誕生するまでは、貴族など身分の高い人たちでも昼に着ていた物をかけて寝ていた時代が長く続きました。
江戸時代:綿の流通により布団が登場
布団が大きく進化したのは江戸時代です。
綿が普及し市場へ流通されるようになり、それまで着物をかけて寝ていたのが、現在の布団に近い綿を詰めた掛け布団「夜着(よぎ)」が誕生しました。
とはいえ、当時の布団は高価な贅沢品で、一般の庶民にはまだ手の届かないものでした。
綿が普及し市場へ流通されるようになり、それまで着物をかけて寝ていたのが、現在の布団に近い綿を詰めた掛け布団「夜着(よぎ)」が誕生しました。
とはいえ、当時の布団は高価な贅沢品で、一般の庶民にはまだ手の届かないものでした。
明治時代:世間一般に綿布団が普及
明治時代になると海外の安い綿が日本へ入ってくるようになり、綿布団が世間一般にも普及していきました。
ただ、当時の家屋は湿気がこもりやすく、外国製の綿を使用した吸湿性の高い綿布団ではカビが生えやすいことに悩まされていたようです。
そのため、現代同様に寝具ケアとして布団の上げ下ろしがはじまったのはこの頃からです。
ただ、当時の家屋は湿気がこもりやすく、外国製の綿を使用した吸湿性の高い綿布団ではカビが生えやすいことに悩まされていたようです。
そのため、現代同様に寝具ケアとして布団の上げ下ろしがはじまったのはこの頃からです。
昭和初期~戦後:布団が「贅沢品」から「生活必需品」へ
それまでは高価だった綿が、昭和時代に入ると国産化・機械化されるようになったことで布団が手頃な価格になり、庶民にとっても生活必需品へと変わっていきました。
地方の町にも布団職人や打ち直し屋が誕生し、布団を作る・直すという文化が根づきました。
敷き布団と掛け布団をセットで使うスタイルが広まり、まさに今の“布団のかたち”が定着したのはこの頃です。
戦後の1950年代には、西洋文化の流入でベッドが普及しはじめ、一般家庭にも少しずつ浸透していきました。
高度成長期に入ってからはさまざまな素材を使った寝具が使われるようになり、この頃から保湿性や保温性が高くて人気の羽毛布団が普及するようになりました。
地方の町にも布団職人や打ち直し屋が誕生し、布団を作る・直すという文化が根づきました。
敷き布団と掛け布団をセットで使うスタイルが広まり、まさに今の“布団のかたち”が定着したのはこの頃です。
戦後の1950年代には、西洋文化の流入でベッドが普及しはじめ、一般家庭にも少しずつ浸透していきました。
高度成長期に入ってからはさまざまな素材を使った寝具が使われるようになり、この頃から保湿性や保温性が高くて人気の羽毛布団が普及するようになりました。
現在:素材や機能も進化
住宅事情などライフスタイルが変化しベッド派が増えた今も、布団はわたしたちの暮らしに欠かせない定番寝具として根づいています。
布団の利点として、限られた住宅スペースでもしまえる・運べる・空間を選ばないという便利さがあります。
和室が減った現代でも、フローリングで使えるマットレス型の布団や、軽量で収納しやすいタイプのものなど、ライフスタイルに合わせてどんどん進化を続けています。
布団の中身も、近年ではポリエステルや高反発ウレタンなどの新素材が登場し、昔ながらの綿と比べて軽くて通気性の良い布団が人気になっています。
また、吸放湿性に優れた羊毛布団や、空気の層で保温する羽毛布団など、快適な睡眠のために高機能な素材の布団も注目されています。
布団の利点として、限られた住宅スペースでもしまえる・運べる・空間を選ばないという便利さがあります。
和室が減った現代でも、フローリングで使えるマットレス型の布団や、軽量で収納しやすいタイプのものなど、ライフスタイルに合わせてどんどん進化を続けています。
布団の中身も、近年ではポリエステルや高反発ウレタンなどの新素材が登場し、昔ながらの綿と比べて軽くて通気性の良い布団が人気になっています。
また、吸放湿性に優れた羊毛布団や、空気の層で保温する羽毛布団など、快適な睡眠のために高機能な素材の布団も注目されています。
このように布団の歴史をたどってみると、時代の変化とともに形を変え進化しながら、布団はいつもわたしたちの眠りを支えてきました。
今も昔も「気持ち良く眠りたい」というわたしたちの想いは変わりません。
「ふとんの日」をきっかけに、日頃の睡眠環境をみてはいかがでしょうか。
睡眠や寝具のレンタル・丸洗いなどでお悩みの際はアール城南寝具へご相談下さい!
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