寒い夜でもあたたかく!布団の素材による保温力の違いと快眠ポイント
みなさんこんにちは!アール城南寝具です!
早いものでもう11月。今年は秋が一瞬で過ぎていき、日に日に季節が冬へと進んでいるのを感じますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
朝晩の冷え込みが増してくると、「寝つきが悪い」「夜中に目が覚めてしまう」「朝がつらい」といった悩みをよく聞きます。
これは、単に季節的な要因だけでなく、布団の素材や使い方など寝具環境が原因になっていることも多いです。
「そろそろ冬用の布団に替えようかな」と思われている方も多いと思いますので、今回は素材ごとの保温力の違いや、快眠のポイントについてお伝えしていきます。
布団の保温力を決める3つのポイント
空気の量
布団のあたたかさは、詰め物(羽毛や綿など)がどれだけ多くの空気を含むかでほぼ決まります。
羽毛布団であればダウンの中にある空気層、綿布団なら繊維の密度、ポリエステルなどの合繊布団なら中綿の厚みがそれぞれの保温力を左右します。
空気が多い布団 → 体温を閉じ込め、熱を逃がさず軽くてもあたたかい
空気が少ない布団 → 厚みがあっても寒く感じる
羽毛布団であればダウンの中にある空気層、綿布団なら繊維の密度、ポリエステルなどの合繊布団なら中綿の厚みがそれぞれの保温力を左右します。
空気が多い布団 → 体温を閉じ込め、熱を逃がさず軽くてもあたたかい
空気が少ない布団 → 厚みがあっても寒く感じる
吸湿性・放湿性
寝ている間にかく汗や室内の湿気を布団が吸収します。
吸湿性が高いほど、汗などの湿気を吸って熱に変換する吸湿発熱の効果が期待でき、保温性が高まります。
湿気がこもるとあたたかさが失われ布団が冷たく感じたり、蒸れやすくなるため、吸湿性・放湿性に優れた素材が適しています。
吸湿性が高いほど、汗などの湿気を吸って熱に変換する吸湿発熱の効果が期待でき、保温性が高まります。
湿気がこもるとあたたかさが失われ布団が冷たく感じたり、蒸れやすくなるため、吸湿性・放湿性に優れた素材が適しています。
布団の密着度
布団の重さだけであたたかさが増すということではありませんが、布団が体に沿って密着することで空気層を逃がしにくく、保温力がアップします。
厚さだけで判断せず、体にフィットするかどうかもポイントです。
厚さだけで判断せず、体にフィットするかどうかもポイントです。
主な寝具素材と保温力の違いについて
同じ冬用布団でも、使われている素材によってあたたかさや寝心地は驚くほど違うものです。
代表的な寝具素材それぞれの特徴を紹介します。
代表的な寝具素材それぞれの特徴を紹介します。
羽毛(ダウン):軽くてふんわり、なのに驚くほどあたたかい
冬の定番といえばやはり羽毛布団ですね。羽毛は空気をたっぷり含む性質があり、保温力が高いのが特徴です。
ダウンパワー(羽毛が膨らむ力)が高いほど、同じ重さでもより多くの空気を含み、軽くても保温性に優れたあたたかい布団になります。
また、湿気を外に逃がす働きもあるため、寝汗をかいても蒸れにくく、ふんわりとした心地良さが続きます。
寒がりな方や、軽い掛け布団がお好みの方にはぴったりの素材です。
ただし、羽毛は湿気に弱く、湿気を吸収すると重くなったり、カビや雑菌の原因になるため、定期的に風通しの良い場所で干したり布団乾燥機などを使い、こまめに乾燥させるようメンテナンスを行いましょう。
ダウンパワー(羽毛が膨らむ力)が高いほど、同じ重さでもより多くの空気を含み、軽くても保温性に優れたあたたかい布団になります。
また、湿気を外に逃がす働きもあるため、寝汗をかいても蒸れにくく、ふんわりとした心地良さが続きます。
寒がりな方や、軽い掛け布団がお好みの方にはぴったりの素材です。
ただし、羽毛は湿気に弱く、湿気を吸収すると重くなったり、カビや雑菌の原因になるため、定期的に風通しの良い場所で干したり布団乾燥機などを使い、こまめに乾燥させるようメンテナンスを行いましょう。
羊毛(ウール):あたたかく、吸放湿性に優れている
ウールは空気をたっぷり含んで体温を逃がしにくく、羽毛に次ぐ保温力があります。さらに、汗や湿気を吸っても放出してくれる放湿性にも優れているのが特徴です。
寒暖差が大きい地域や、寒がりなのに寝ているときに汗をかいてしまうという方にもおすすめです。
ただし、羽毛や合成繊維に比べて重みがあるため、好みが分かれるかもしれません。
また、洗濯機などで洗えないものが多いです。ダニや虫食いしやすい繊維のため、側生地を清潔に保つよう定期的に換気やクリーニングをするようにしましょう。
寒暖差が大きい地域や、寒がりなのに寝ているときに汗をかいてしまうという方にもおすすめです。
ただし、羽毛や合成繊維に比べて重みがあるため、好みが分かれるかもしれません。
また、洗濯機などで洗えないものが多いです。ダニや虫食いしやすい繊維のため、側生地を清潔に保つよう定期的に換気やクリーニングをするようにしましょう。
綿:天然素材で、やさしい肌触り
やわらかく肌なじみが良い綿は季節を問わず人気の高い素材です。天然繊維のため、肌が敏感な人や小さなお子さまにもおすすめです。
綿の繊維は中がしっかりと詰まった形をしているため、空気を多く含む羽毛や羊毛に比べると保温力はやや控えめですが、繊維の表面が細かく縮れていることで体温の熱を一定程度キープすることができ、寒すぎず暑すぎない程良い温かさを保ちます。
自然素材や肌触りの良さを重視する人に適しています。
綿は吸湿性が高く汗をしっかり吸ってくれる反面、乾きにくく湿気が溜まりやすいという特徴もあります。湿度の高い寝室では、布団の中がひんやり感じることがあるため、通気性の良いカバーや除湿シートとの併用が効果的です。
綿の繊維は中がしっかりと詰まった形をしているため、空気を多く含む羽毛や羊毛に比べると保温力はやや控えめですが、繊維の表面が細かく縮れていることで体温の熱を一定程度キープすることができ、寒すぎず暑すぎない程良い温かさを保ちます。
自然素材や肌触りの良さを重視する人に適しています。
綿は吸湿性が高く汗をしっかり吸ってくれる反面、乾きにくく湿気が溜まりやすいという特徴もあります。湿度の高い寝室では、布団の中がひんやり感じることがあるため、通気性の良いカバーや除湿シートとの併用が効果的です。
ポリエステル:軽くて扱いやすく、お手入れも簡単
ポリエステルも保温性が高く、中綿の空気層により熱を逃しにくいですが、化学繊維であるため湿気を吸いにくく、汗や湿気で蒸れやすい点には注意が必要です。
通気性の良いカバーや、吸湿性の高い敷きパッドと組み合わせると快適に使えるでしょう。
また、軽くて丈夫、丸洗いできる製品が多く、お手入れも簡単な素材です。
天然素材に比べ、ダニのエサにならないため衛生面でも優れており、アレルギー対策をしたい方や清潔を重視する方も好まれています。
通気性の良いカバーや、吸湿性の高い敷きパッドと組み合わせると快適に使えるでしょう。
また、軽くて丈夫、丸洗いできる製品が多く、お手入れも簡単な素材です。
天然素材に比べ、ダニのエサにならないため衛生面でも優れており、アレルギー対策をしたい方や清潔を重視する方も好まれています。
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素材
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あたたかさ
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湿気への強さ
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特徴
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羽毛(ダウン)
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◎ とてもあたたかい
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○ 蒸れにくい
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軽くてあたたかい、冬の定番素材
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羊毛(ウール)
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◎ あたたかい
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◎ 吸放湿に優れる
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あたたかく、万能タイプ
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綿(コットン)
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○ 普通
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△ 湿気をためやすい
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肌ざわりがやさしい
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ポリエステル
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○ ややあたたかい
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× 蒸れやすい
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軽くて洗える、お手入れ簡単
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下側の保温も大切!
布団のあたたかさというと掛け布団の厚さや素材に着目しがちですが、上からの保温だけではなく、下からの冷えを防ぐことも快眠のカギと言えます。
冷たい床や薄いマットレスの上では体温がどんどん奪われ、布団の中の空気もあたたまりにくくなります。
特に冬場のフローリングやマンションの床は、想像以上に熱が逃げやすいため、敷きパッドやマットレスの素材選びも布団全体のあたたかさを大きく左右します。
冷たい床や薄いマットレスの上では体温がどんどん奪われ、布団の中の空気もあたたまりにくくなります。
特に冬場のフローリングやマンションの床は、想像以上に熱が逃げやすいため、敷きパッドやマットレスの素材選びも布団全体のあたたかさを大きく左右します。
断熱性の高い素材をプラスする
ウールや中綿入りの敷きパッドは、繊維の間にたっぷり空気を含むため、下からの冷気を遮断しながら体温をキープしてくれます。
起毛タイプ・発熱素材を活用する
毛足のある起毛タイプや、吸湿発熱素材(モイスチャー吸熱繊維など)を使うと、体から出る汗などの水分を熱に変えることであたたかさが長続きします。軽めの羽毛布団でもぐっとあたたかく感じられます。
秋~冬にかけて冷えによる不眠に悩まれる方も多いですが、寝具の下から温度を守る工夫をすることで、掛け布団をかけすぎなくても快適なあたたかさを保つことができます。
秋~冬にかけて冷えによる不眠に悩まれる方も多いですが、寝具の下から温度を守る工夫をすることで、掛け布団をかけすぎなくても快適なあたたかさを保つことができます。
このように、同じ冬用布団でも、素材が違えばあたたかさや寝心地も全く違ってきます。
ご自身の好みや寝室環境も鑑ふまえて布団を選び、寒い冬もあたたかく心地良い眠りを得られるようにしましょう!
睡眠や寝具のレンタル・丸洗いなどでお悩みの際はアール城南寝具へご相談下さい!
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